東洋医学が大切にする「陰陽」の考え方
東洋医学では「陰陽」という考え方をとても大切にしています。
たとえば、
朝は「陽」、夜は「陰」──一日は陰陽のバランスで成り立っています。
また、
暑い夏は「陽」、寒い冬は「陰」。
季節の陰陽があるからこそ、植物は大きく成長し、種を残すことができると考えます。
人の一生にも「陰陽」がある
人の一生も陰陽で表されます。
ここでクイズです。
人の一生、オギャーと生まれて亡くなるまでの流れは、
陰→陽?
陽→陰?
多くの答えは──陽→陰。
生まれたばかりの赤ちゃんは体温も高く、エネルギーに満ちた「陽」のかたまり。
そこから年齢を重ねるごとに、徐々に「陰」の方向へと移っていくのです。
今日の本題:「子供が苦味を嫌う理由」
実は、子供が苦味を嫌うのは「陽」と深く関係しています。
小さな子供は免疫力がまだ未熟で、ばい菌やウイルスへの抵抗力が低いため、
体温を高く保つことで身を守っています。
ですが──
この大切な「陽」を下げてしまう味があるのです。
それが「苦味」。
苦味はカラダの熱を冷ます味
東洋医学の陰陽五行では、「苦味」は「火」に属しています。
苦味は、燃え盛る火を静めるように、
カラダの熱をクールダウンさせる作用があると考えられています。
たとえば、
● 沖縄の人が夏にゴーヤを食べるのも、カラダの熱を冷ますため
● コーヒーがカラダを冷やすと言われるのも、苦味の作用
これらはすべて、苦味の持つ「熱を冷ます力」によるものです。
子供が苦味を嫌うのは本能だった!
だからこそ、体温を高く保つことで身を守っている子供たちは、本能的に苦味を避けるのです。
ピーマンを「苦いからイヤ!」と嫌がるのも、自然な反応。
無理に食べさせる必要はありません。
だって、
大人になれば嫌でも「苦い経験」をたくさんするのですから──。



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